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突然のお葬式はどうする?香典袋マナーと「ご愁傷様です」ってどうなの?

 

お葬式に携わり始めたばかりの私共だからこそ感じられるものがあると思います。

お客様目線で考えられると言いますか。

 

お葬式そのものについて

お葬式って私はものすごく陰気臭いイメージがありました。

それはそうです。お亡くなりになった方を偲んで悲しみに暮れる場。

でも遺族の方々ってお葬式までにもう泣き尽くしています。

そして、お亡くなりになる前からずっと付きっきりで、とにかく疲れています。

 

この業界に関わるまではこんなことも知りませんでしたが、法律で24時間以内は火葬してはいけません。

昔は死をはっきりとさせる医療技術が無かったので、生き返る可能性があるから、という名残だと思います。

というわけでお葬式をしない場合でも原則24時間は故人様と一緒にいます。

 

お葬式をする場合は、参列する方の都合も考えて、通夜を翌日以降にすることも多いので、

2泊3日以上ご遺体の傍にいるということも多いです。

その間にお葬式の段取りとか費用の工面だとか考えることがいっぱいあります。

そんな状態だから葬儀屋さんの言われるがまま、になってしまうことも多々あり・・・。

というわけで、事前相談・事前見積はしておきましょう。

 

何故、昔は事前に相談してこなかったかというと、死はタブーだったからです。

新札をお香典に入れるとマナー違反、ということに通じますが、

「準備していたでしょ?あなた!!」

と言われかねないからです。

が、今は違います。

 

「はい、きちんとやるために準備しています!

 

で良い時代なのです。

 

事前にザックリとでも考えていれば、段取りのことや費用のことも想像がつきますので、

スムーズにトラブル無く行うことが出来ると思います。

もちろんクラッセwithメモリエでは事前相談・事前見積、

また館内の見学もお葬式が入っていなければ随時可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

参列する場合のマナーについて

 

参列マナーの理由というか、由来から覚えると忘れづらくなります。

私も以前はお葬式の度にネットサーフィンしてマナーを確認していましたが、

由来からお勉強したら完全に頭に入りました。 また、個人的なことも交じりますので参考までに。

 

①喪服について

語るまでも無く、参列時は喪服に黒ネクタイが基本です。

気になるのが「仕事中で急に知り、着替えてる暇が無い」「着替えてたら間に合わない」という場合です。

 

私も以前会社に出社した、その1時間後に仕事でお世話になっている方の告別式があることを知り、

「おー帰って着替える暇なんて無い!(涙)」

ということがありました。 そしてそんな日に限って地味ではないスーツを着ている・・・。

私は近所の紳士服屋でワイシャツ・ネクタイだけなるべく地味なものを購入し、スーツはそのままで行きました。

はい、浮きます・・・。

でも、良いんです。 いくらなんでも、社会人にもなって

「葬式=喪服 のマナーも知らない人間は流石にいない」ですから、

「あ、仕事中に駆けつけてくれたのだな」と皆思ってくれていたと思います。

お葬式に参列するのは気持ちです。

「こんな場所に喪服で来ないなんて失礼なやつだ!」なんて(多分)思われません!!

堂々と仕事中に「派手な…」とは言いませんが、

普段のスーツで駆けつけて宜しいかと少なくとも私は思います。

 

 

②お香典について

以前の49日の話を書きましたが、改めて簡単に。

人は亡くなってから49日後まで7日おきにあの世で天国に行けるかどうかの審判を受けます。

49日がその最高裁判所の判決の出る日のようなものです。

そこで、49日に天国行きが決まり(都合よく、地獄に行ってしまうことは考えません笑)、

晴れて成仏、つまり仏さんになるわけです。

 

お葬式の時は当然まだ仏さんになっていませんから「御霊前(ご霊前)」

49日を過ぎたら仏さんになれたので「御佛前(お仏前)」

 

とそれぞれ書かれた(書いた)香典袋を用意します。

 

例外)浄土真宗は49日を待たずに、死んだら即仏になる、とされています。

ですので、これに則れば葬式の時から御佛前なのですが、

お葬式に行く人が何宗なのかなんて親族以外は知りませんよね?

また、さらに、当の浄土真宗の喪主様たちも、

これ(浄土真宗は即仏になる)を知らない可能性があるかもしれません。

だから逆に御佛前を気を利かせて持って行ったのに、

「非常識な人だな」と思われてしまうかもしれません(笑)

実際に浄土真宗のお葬式の香典袋を見ましたら、

100発98中位で御霊前です!

まぁお香典も気持ちですから、こんなことは些細な事ですし、

喪主さんは忙しくて、そもそも香典袋の表書なんてチェックしません!

よって無難にお葬式は「御霊前」で大丈夫だと思います!!

 

③遺族の人に何て話せば良いの?

「この度はご愁傷(ごしゅうしょう)様です」

ってよく聞きますよね。

「ゴショウシュウだっけ?」 「ゴシュウショウだっけ?」

とそれこそネットサーフィン等で葬式前に確認する人少なくないと思います。

でもこの普段使わない「定型文」ってどうなのだろう?

と個人的に昔から思っておりました。

 

この言い慣れない、噛みそうな「ゴシュウショウサマデス」

に気持ちがこもっているとはどうしても私は思えません。

そして「このたびはごしゅうしょうさまです」とサラリと言われたほうが、

「何か言い慣れてない?」

「型にはまってるわ」

って思われてしまうのじゃないだろうか、と思いました。

 

そんな中、テレビで以前、マナーの先生のような方が

このご遺族に対する言葉遣いについてお話をしていました。

 

もちろん「ご愁傷様です」は間違いではないのですよ?

でも

「この度は・・・・・・・・・(モゾモゾモゾ)」

が正解だと。

これに私は激しく同感いたしました。

 

故人の方の死を本当に悲しく残念に思っているのだったら、

難しい言葉スラスラ出てこないですよ・・・。

言葉に詰まりますよ・・・。

ご遺族はもっと悲しんでいるのだろうから、

なんて声をかけてあげれば良いかなんてわからないですよ・・・。

 

結論

「ゴシュウショウサマ」の練習はしなくても大丈夫なので、

その時の自分の言葉でお話してください。

そこにマナーなんてないのではないか、と思います。