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お葬式から学ぶ「箸渡し」と「四十九日」

お葬式絡みで言葉や風習の語源を調べていると、日本人は面白いなぁと思います。
遠い昔から洒落が効いている。というかただのダジャレ好きwという感じです。

 

日本のお笑いは多分世界一だと思いますが、昔からその感じが垣間見えます。
(外国人には理解出来ないと思うので、世界的には世界一とは評価してもらえないのが悲しい・・・)

 

ダジャレ「箸渡し」

 

お骨を骨壷に入れる時に、箸渡しで入れますよね。
ご飯の時にやると「縁起悪いでしょ!」とお母さんに怒られます。

 

箸渡しする理由を調べてみました。
人はあの世で三途の川を渡って行くと言われています。

川は3つあって、

①善人の通る川は橋が架かっていて、楽に行けます。
②普通の人が通る川は普通の川、それを渡らなければいけない。
③悪人は崖などがある厳しい川を渡らなければならない。

そこで、お亡くなりになった人が
「三途の川を楽に渡れるように、橋かけてあげましょうね」
という儀式です。

橋(はし)=箸(はし)

ダジャレです!

 

都合の良い日本人!

話は続きがあります。 三途の川の話も時代とともに変わっていって、

後に「橋が架かる」という概念は無くなりました。
3つの川とも、それぞれ舟で渡らなければいけなくなったのです。

 

でも、箸渡しは続いています。

何故でしょう・・・?

推測ですが、多分合っています。

 

お骨が熱いからです!

 

都合の良いことは残す、合理的な日本人!!!

 

何故「四十九日」なのか?

 

人間はあの世で、10人の裁判官から裁きを受けるそうです。

「あなた悪いことしたから地獄行き」
「あなた善人だから天国行き」

という感じで。

どのタイミングかと言うと、
7、14,21、28、35、42、49日で一区切り。
その後、100日、一周忌(1年後)、三回忌(二年後)の10回です。

7日おきに7回裁きを受けます。49日に天国か地獄か決まるようです。

ちなみに5回目に登場するのが有名な閻魔大王です。

 

7日置きに裁きを受けるに当たり、それに合わせて遺族などが皆でお経を唱えて、
そのお経が裁判官の耳に届いて、故人が「あの世で無事に天国行きになってくれないかな」
という遺族によるお願いの儀式、それが法要です。

特に重要視されているのが、
初七日
三十五日
四十九日
です。
最初の一回目、閻魔様の三十五日、最後の四十九日は
お坊さんをご自宅に呼んで読経を頂く場合が多いです。

今後の法事の際には、
故人が「あの世で無事に天国に行ってくれますように」
と願ってお経を唱えることをおすすめします。
 

そして、ここで登場するのがお地蔵さんです。

 

閻魔様と戦ってくれる「お地蔵さん」

 

お地蔵さんは閻魔様等の怖い裁判官から、守ってくれる言わば「弁護士」です。

閻魔様と地蔵さんは故人様の地獄行きか天国行きかの裁判をしている、いわゆる「敵」なのです。
(日本の裁判では弁護士VS検事であり、弁護士VS裁判官ではありません。念のため)

なのに!!!

日本人は都合良く、閻魔様を好い人にしてしまおうと考え、

結果、閻魔様=お地蔵さんにしてしまったのです!

※用語集:四十九日ご参照下さい
 

と、日本の歴史を調べていると、結構無茶なことやっているなぁ

と私は思いました・・・。