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北海道ならではのお葬式

北海道のお葬式には内地(本州)の人には理解し難いかもしれない風習・慣習があります。

北海道と言っても広いので、やはりその中でも地域地域で違いますので、

こちらでは札幌で実際に行われている風習・慣習と、その理由を紹介致します。

 

お葬式に皆で写真撮影

北海道に限らず、一部地域では行われていることですが、
祭壇の前に並んで、親族が集まり写真撮影を行うことが多々あります。

これは北海道は広いですから、親戚一同が集まることは滅多に無いので、
皆を写真に収めておこう、というものです。

当、クラッセwithメモリエでもカメラマンを手配し、
集合写真と、更にご希望があれば祭壇のみの写真を撮影し、
アルバムにしてお渡しすることが可能です。

 

告別式の日に四十九日の法要を行う

これは全国的にも一部では行われていますが、
北海道は前述のとおり広いので、後日また親戚が集まるのは大変だということで、
告別式の日に火葬場から帰ってきてから、還骨法要だけでなく、
繰上げで四十九日の法要を行うことが殆どです。

※これは後日通常ご自宅で行う四十九日の法要に皆が集まることが難しいので、
取り敢えず行うものであり、後日遺族のみで四十九日法要を行うことが多いです。

 

香典返しの違い

香典返しには

「後日返し」
・「四十九日が済み、皆様の御蔭で滞り無く葬儀を終えられ、無事四十九日の忌明けを迎えることが出来ました。
先日はお香典を頂きましてありがとうございました。」と感謝の気持ちを込めた礼状を添えて、
香典金額の1/3~半分程度(半返し)の金額の品物をお送りするものです。

「即日返し」
・香典金額に関わらず、参列頂いた方、及びお香典を頂いた方に(参列出来ずに、別の親戚に預けて持たせた場合などにも)、
香典と引き換えに(一般に)500円~1,500円程度の品物をお渡するものです。

の2つがあります。

 

本州の場合ですと、即日返し(通夜返し、返礼品)に加え、後返しも行い、
それらのトータル金額がお香典の半分になるように調整することが多いようです。

北海道では後者の即日返しが一般的ですが、
その即日返しの品物で済ませてしまいます。
しかし、これでは頂いたお香典の半分の額には到底足りません。

この慣習は「お葬式はお金がかかって大変だから、お返しはお互い最低限度にしましょうね」
という「お互い様精神」が北海道民は強いためだ、と言われています。
北海道の結婚式が「会費制」であるのもこの精神からくるものです。

 

だから香典に対して香典返しがお安いものであっても、
相手方も「お互い様」ということがわかっていますので、
気にしなくて良いのです。
というより気にしなくて良い文化を作り上げてきた、と言って良いかと思います。

 

ただしあまりに過分な高額なお香典を頂戴した場合は、
さすがに後日返しでお返しをすることが一般的です。

 

さらに北海道では、繰上げで忌明け法要を告別式(葬儀)当日に行うことが多いため、
後日返しする場合は忌明けの四十九日を待たずに、落ち着いたらお渡し(発送)して良い、とされています。

 

香典に領収書

北海道では香典受付の際に、その方の目の前で中身を確認させて頂き、
領収書が必要な方にはその場で領収書を発行致します。

このため、記帳はございません。
香典袋に住所・氏名をしっかり記入して代用致します。
もし記入が無いと、その場の記入をお願い致します。

「お返し、下さいね。と言っているようで嫌だ」
と、住所や金額をを記入しないという方もいらっしゃると思いますが、
北海道の場合は、その遠慮の気持ちが、
却って手間をかけさせるだけになってしまいかねないので、
北海道の葬儀に参列される方は
郵便番号から住所・氏名・金額をしっかり記入して下さい。

 

霊柩バス

東京のように火葬場と斎場が一体となっている地域ではそもそも車の必要が無いのでしょうが、
広い北海道でも霊柩車をあまり見かけません。

それは北海道ではバスに棺を入れられるようになっており、
一般に霊柩バスと呼ばれます。
こちらを利用するのが一般的となっているからです。

もちろん霊柩車はケースが少ないだけで無いわけではありませんので、
「霊柩車と供車(20名乗り)」などご希望に応じて対応出来ます。

 

 

 

これらは一部有名なものですが、
お葬式を通じて北海道民の
「お互い様精神」「相互扶助精神」「合理性」
を垣間見ることが出来ます。